松下電器、ＡＶ－ＨＳ４００Ａ商品化 キー機能やリモート制御機能等を強化
松下電器産業㈱ＰＳＳ社は、ＡＶ－ＨＳ４００の基本機能を強化したマルチフォーマットライブスイッチャー『ＡＶ－ＨＳ４００Ａ』およびオプションボードも２機種を開発・商品化、本年10月から販売を開始する。新製品は、マルチフォーマットライブスイッチャー『ＡＶ－ＨＳ４００Ａ』（税込み価格１４７万円）とアナログコンポジット入力ボード『ＡＶ－ＨＳ０４Ｍ６』（同24万1500円）、ＳＤＩ出力ボード『ＡＶ－ＨＳ０４Ｍ７』（同28万3500円）の追加オプションボードの各機種。
同社は06年10月に発売したマルチフォーマットライブスイッチャーＡＶ－ＨＳ３００をはじめ、07年12月にシリーズモデルとして発売したＡＶ－ＨＳ４００が、小型ながらＨＤ／ＳＤ対応、豊富な入出力数が好評で、６月末には合計出荷台数が約２千台に到達の見込み。
特にＡＶ－ＨＳ４００は、１台のモニターに分割画面表示で各系統の映像を表示できるマルチビューディスプレイ機能や、豊富なキー機能の搭載等が評価されているが、今回のＡＶ－ＨＳ４００Ａは、同機器に対するユーザーニーズで特に多かった機能を追加し、一層の使いやすさを追及したアップグレード機となっている。
本体の基本機能では主に、①３Ｄ ＤＶＥ効果(ページターンなど)やフライングキーの追加などキー機能の強化、②接続した回転台一体型カメラＡＷ－ＨＥ１００や同社既存の回転台の制御が可能になるリモート制御機能の追加、③マルチビューディスプレイ機能の充実など、より優れた操作性とクリエイティブな制作環境を実現し、一層幅広いユーザーに対応できるようになった。また、このアップグレードにあわせ、アナログコンポジット入力ボードＡＶ－ＨＳ０４Ｍ６とＳＤＩ出力ボードＡＶ－ＨＳ０４Ｍ７も発売する。また、現在使用中のＡＶ－ＨＳ４００も、バージョンアップソフトをインストールすることでＡＶ－ＨＳ４００Ａにアップグレード可能。
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