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 麻布プラザ、HDリニア編集室ED16/バラエティ番組HD化に対応し増設へ

 麻布プラザは、HDリニア編集室『ED16』を完成、4月1日から運用を開始した。新編集室はTTDプラザ5階のエンコードルームを移転し、空いたスペースに増設したもの。今回の編集室の増設はHD編集需要の増加に対応したもので、同編集室の完成によりHDリニア編集室8室、HDノンリニア編集室2室、SDリニア編集室5室の陣容となった(ED13が欠番)。また、HDリニア編集室のの増設については、従来SDリニア編集室で行っていた番組のHD化により、ワークフロー等を考えリニア編集室で増設したもの。また、SDリニア編集室については、サブ出し素材等でSD編集の需要も根強いという。
新編集室の設備は、レイアウトは隣接するED15と同様だが、電子編集システムをソニーのプラグインエディターBZS8050、デジタルスイッチャーがMVS−8000GSF、デジタル特殊効果装置がMVE−9000、キャラゼネがDeko1000ハイブリッド、デジタルミキサーがGray328MXE、マスターモニターかBVM−L230、またピクチャーモニターには15EDと同様ミランダの4画面マルチディスプレイ装置を使用した24インチの液晶ディスプレイを2台設置している。VTRは、HDW−M2000が2台、HDW−1800が2台、さらにデジタルベータカム、DVCAM等を設置している。
今回、15EDと同様にシステムのコンソール卓を極力小型化し、さらにピクチャーモニターをアームで設置したことにより、ゆったりした居住性を確保している。また、同社は各部屋ごとにマシンルームを設置しているが、今回はマシンレイアウトの大幅な見直しを行い、全システム収容ラックを従来の3本から2本として、省スペース化を図っている。
今回の増設について田村進常務は『当社は数多くのバラエティ番組の編集を手掛けており、バラエティのHD需要の増加に対応するためには現状では選択肢がリニアしかなかった。しかし、iQ等でレンダリング速度が急速に向上しており、SDでは実時間の半分ぐらいで可能となっている。今後、HDでのレンダリング速度が向上すれば、コメントフォロー等の作業も、新製品のクァトロ等ではレイアーを並べ、トリムもできるようになったので、圧倒的に効率化できるかもしれない。サブ上げ素材の編集室の更新等から、今後ノンリニアも検討していきたい。』等語った。
▽麻布プラザ営業部=TEL03−3453−1122。


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