パームスプリングスは冬でもポカポカ陽気の楽園だった



   ホテルのエントランスと、一人では広すぎる客室。朝食と昼食会は屋外で行われた

毎年の事だが、海外出張は1月末に開かれるトムソンのプリNABプレスコンファレンスで幕を開ける。昨年、一昨年は厳寒のニューヨークで行われたが、今年は『スノーブーツは不要です、日焼け止めクリームを持ってきてください』という洒落たコピーでパームスプリングスへの招待状が届いた。
 さて、今回の飛行機のチケットは『eチケット』で、話には聞いていたがeメールでフライトプランの用紙が届いただけ。空港の搭乗カウンターでパスポートを提示して搭乗券とひき替えてと書いてある。本当にパスポートを見せればよいのか若干の不安はあったものの、成田の第一ターミナルのAA(アメリカン航空)のカウンターに行くと、何のトラブルもなく搭乗券が発行された。飛行機はガラガラで、AAはアルコールが有料(1杯5ドル)で、飲みすぎることなく米国へ到着。心配した入国も、AAはロスに専用ターミナルを持っているので、外国人の入国審査には数人しか並んでおらず、両人指し指の指紋と顔写真をと撮られたものの、あっという間にパスしてしまった。
 往路は、映像新聞社のクレメンス広子さんと車で一緒に行く約束をしていたが、どうせ入国に手間取るから到着後1時間ぐらいしたら迎えにきてと言っていたことを悔やむ。幸い、早めに来てもらえたので、3時間ほどロスで買い物をしてり、昼食をとったりして、フリーウェイを途中アウトレットに立ち寄りながら、パームスプリングスへと向かった。
 米国有数のリゾートであるパームスプリングスへは日帰りながら10数年前にFM局の取材に来たことがあり、今回が2回目。ゴルフ場とプールとスパで有名で、今回泊まるラキンタ・リゾート&クラブも有名なトーナメントコースを抱えているが、ゴルフをしない身には“猫に小判”といったところ。
 チェックインすると、キーと地図をくれる。
部屋まではゴルフカートの送迎サービスがある。部屋は全て一戸建てで、キーを開けるとデッキチェアとテーブルの置いてある専用の庭がありグレープフルーツやオレンジがたわわに実っている。インターネットとローカルコールは無料。これに油断して国際電話を2回したら58ドルも請求された。どこかで、帳尻を合わせているということか。
 前回来たときメキシコ料理がおいしかった記憶があり、コンファレンスの最終日は、広子さんとギターとハープの生演奏の中で、マルガリータとタコスで打ち上げをする。




さて、帰路は飛行機なのでパームスプリングス国際空港のAAカウンターに行くと、いますぐアラスカ航空に乗ってサンフランシスコ経由で帰れという。ロス行きのアメリカンイーグルはプロペラ機、霧で飛び立てないという。アラスカ航空の搭乗口に行くと、待っているはずの飛行機は飛び去った後、再びAAのカウンターに行き、11時までに飛び立てば成田行きに乗せる。11時以降ならロスにホテルをとるが、天候のせいなので半額負担しろと言われる。抗議するほど英語も達者でないので、祈るように待っていると10時50分に乗客5名を乗せたアメリカンイーグルは無事ロスに向かって離陸し、約束通りロス発12時20分の成田行きに乗ることができた。